日本のマチュピチュ『苗木城』
おっさんは、恵那市に入ってから雨に見舞われた。
傘をさしながら「明智駅」に13:40頃到着した。
駅の隣には、「バロー(スーパーマーケット)」
駅の前には、「日本大正村」があった。
電車に乗る前に腹ごしらえをしたく「明智」らしい名物が食べたく駅周辺を物色しようと思ったが、さすが年の功、先ずは電車の時刻表を見てどのくらい時間にゆとりがあるか確認をしてみた。
13時54分の電車の後は、約1時間30分電車が無い!!
いまの時刻を確かめてみたら13時46分。
あと8分で出発してしまう。
隣にある「バロー」で弁当すら買いに行けない(泣)。
虚しく切符を窓口で買い列車に乗った。
電車は、素敵な田園地帯を走り抜け「日本一の農村風景」の村を通り過ぎ「恵那駅」に向かった。
「恵那駅」到着前に車内アナウンスが流れ「名古屋」方面と「中津川」方面行の電車の時刻が知らされた。
ここでおっさんは、閃(ひらめ)いた!「中津川」からバスに乗ると『苗木城』に行けるではないか!人生そう簡単に「中津川」に行くチャンスが無い。
まだ時間もまだ早い!
だから「中津川」へ行こう!
でも「恵那」から「中津川」は遠いのか?
駅員に聞いたところ「中津川」までは、2駅らしい。
これは、神様の思し召しだと思い「中津川」へ行った!
中津川到着後、観光案内所で、「苗木城」までのバスの時刻と行き方を教えてもらい『苗木城』へと向かった。
途中のバス停では「高校下」という超安易に名前を付けられたバス停で大勢の学生が乗車してきた。この子たちは、駅から遠ざかるところに住んでいるんだなぁ~と感心するおっさんであだった。
バスを降りてから『苗木城』までは、約1,500㍍の道のりだ。
一般人は、歩いて約30分ほどかかるらしいが、おっさんは10分で辿り着いた。
資料館は閉館前なので窓口のスタッフのみで観光客は、誰も居ない。
資料館を軽く見学後、目指すは、城跡だ。
気持が先走る!!!
城跡までの道のりは、人は誰も歩いていない。
『苗木城』が、だんだん近づいてきた。
想像を遥かに超えるスケールだった。
巨岩がすごい!
日本のマチュピチュとはこのことだ!
スケールがでかく景色も迫力がある!
何もかもがおっさんの想像を超えた。
とにかく『最高だ!』この言葉に尽きる。
一人で貸し切りの『苗木城』を満喫した。
おっさんは充実した時間を過ごした。
帰りは、行きと同じルートで中津川へ戻り、時間調整のため立ち食いそば屋で、少し贅沢に「かき揚げそば」を食べ中央線に乗り込んだ。
本当に充実した一日だった。
遠歩距離:約50㌔(明智まで)