『桶狭間の戦い』
おっさんは、昔っから勉強が嫌いだった。
もちろん今でも興味の無いことに関しては、見向きもしない。
こんなおっさんでも「桶狭間の戦い」という言葉は知っている。
名古屋に住んで桶狭間があることを知った。
以前、清須に住んでいたころ清須市=清須城=織田信長=桶狭間の戦いの方程式が頭の中で浮かび、それ以来憧れの地名となった。
5~6年前「桶狭間」をグーグルマップで検索したら。
『桶狭間小学校』が目に付いた。
おっさんは、今でも「桶狭間」という漢字を書けない。
「桶狭間小学校」に通っている小学生は、ほぼ全員「桶狭間」と漢字で書けるだろう。
おっさんは、「桶狭間」とは書けない=情けない。
それはさておき6月23日相変わらずコロナの影響で会社が暇なのでお昼前に帰宅して「桶狭間」目指した。
この頃頻繁に歩いていたこともあり自宅からの距離17㌔なんて歩いて楽勝!だと楽観視していた。
この日のおっさんは、ついていない(泣)。
メチャメチャメチャメッチャ暑かった!!!
この暑さで疲れが倍増した。
おっさんは、疲れの欲求を解消するためにコーラ+カルピスソーダ+麦茶+三ツ矢サイダーをすご~~~~く飲んだ…飲んだくれた…(ゲフ)。
それでもおっさんは、頑張って歩いた。
山の上にある閑静な住宅街に到着した時、左側に「中央競馬場」が見えた。
「桶狭間」はすぐそこだと思い山の斜面にある階段を下りていったら歩道の上に屋根が延々と連なっていた。
歩道の横には、「1.5ハロン?」一体何のことだ?
おっさんは、競馬をやらないので珍紛漢紛。
歩道の屋根は、競馬場から駅まで続いていた。
競馬場に来る人が雨で濡れないための屋根だった。
競馬場=お金の掛け方が半端じゃない!
駅名は「中央競馬場前」わかりやすい!!
地図によると「桶狭間」は、この駅の裏側にある。
駅前の近隣の地図を見たらすぐそこだった。
短い坂道の左側に誰も居ない暗い公園があった。
ここだ!これがおっさんがず~っと行きたかった『桶狭間の戦い』があった場所だ!
名称が有名なだけに、うす暗くあまりにも小さな公園だったことがおっさんにとっては、寂しかった。
でも心のわだかまりがスッキリ解消されたおっさんであった。