自宅から60㌔最長距離完歩
この頃おっさんは、調子づいて歩きまくっている。
徒歩10㌔=2時間と考えて60㌔なら12時間。
一日の半分を費やしてみよう!
そう考えたおっさんは「湯の山温泉」に行くことにした。
「湯の山温泉」をググってみたところ、ゴールの「湯の山温泉駅」の周辺は、何もなくおっさんのゴールには、ふさわしくないと判断。
そこで、代替え案として浮上したのが『内海(うつみ)』だ。
6月26日(金)知多半島目指して歩いた。
歩き出し自宅近くの名古屋の水の資料館を目にした。
名古屋の飲料水は、犬山城の近くから運ばれてくことを勉強した。
更に歩いた。
天白川の近くの公園で蟹が横断していた。
蟹も頑張っているので記念に写真に収めた。
「ルート55号」なんだかアメリカみたいな感じだが。
この55号には、騙された!! 道の先は工事していて行き止まりだった!!
迂回してバローの横を通り過ぎ幹線道路に出たらそこも55号だった?
55号っていう道は、いったい何本あるのか?それともコントか?
付近の民家には、玉ねぎが吊るしてあった。
いまスーパーで玉ねぎを買うと1個70円もする。
安く譲って欲しかった。
「南加木屋駅」に通りかかった。
ここが「内海駅」までの中間地点だ。
歩いていると、名鉄の駅は、かわいらしい駅が多く建っている「巽が丘駅」もその一つだ。
終点の「武豊駅」は、「横浜」「大阪」に次ぐ日本で三番目の電車開通の駅らしい。
途中何回か雨に遭遇したが、おっさんは、傘を差し頑張ってあるいた。
やっと海が見える「河和口駅」に着いた。
やっぱり海は気持ちがいい。
海岸沿いに海鮮を取り扱っている店があった。
のぼりに「味自慢うなぎ」と書いてあった。
おっさんは、嘘でもここでは、海鮮を名物としてうたって欲しかった。
残念だ。
「河和」の駅を横目にして歩いた。
おっさんは、また道を間違えた。
けど後戻りはしない頑張って進む。
山道を進んだ頂上に「えびせんパーク」が見えた。
翌日会社でスタッフに聞いた話だが。
「えびせんパーク」に歩いて行った人は聞いたことが無いと言われた。
それもそうだろうインターチェンジの横にあるのだから車で行くのが妥当だとおっさんも思う。
17時近い。
山道は薄暗く歩道が無い。
おまけに歩いている横には、火葬場まである。
勿論、歩いている人なんで誰も居ない。
だれも居ない山道を下った。
頑張って歩いた結果「内海駅」に到着した。
田舎の駅なのでどんな感じか想像していたが、意表を突かれた。
なんと頭上に駅が現れた。
こんな田舎にわざわざ鉄筋コンクリートで駅を作るなんて「なんで???」と思った。
駅周辺を散策しようと思ったが、電車の出発まであと4分だったので有無を言わずに乗車した。
駅員から「金山まで90分くらいかかる、途中で乗り換えた方が良いよ」と言われたが、「歩くより電車の方が早い」と心の中でつぶやくおっさんであった。
遠歩距離:60㌔