名港トリトン
最高気温は29度
天気は下り坂だが汗ばむ陽気になった。
名駅の横に”ささしまライブ”があり目の前は中川運河が通っている。
JR高架橋の壁には、昔の(横浜)桜木町を想わせる壁面のアートや運河沿いのパン屋などお洒落感が溢れている。
荒子駅に近づくにつれおっさんの足は痛みを感じるようになってきた。
久しぶりに歩くので自分でも歩き方が悪いことがわかる。
散歩の中断も頭を過(よぎ)ったがとりあえず休憩をすることにした。
ファミマでアイスを物色していると『金しゃちくん最中』を発見❕これって名古屋が全国区的になったったと錯覚にするおっさん⁉
通り沿いのファミレスの名は「ドン・キホーテ」あれ?あれ?名前パクリ?など…新しい町には新しい発見がある!
荒子駅に到着すると地元の名士『前田利家初陣』の像が建っている。今まで(仕事で)車窓からこの銅像を見ることはあったが目の前で見るのは初めてだった。
「前田利家像」の横にスーパービックがあり覗いてみた。20㎝のフライパンが497円で売っていた。散歩途中だがフライパンを衝動買いし背負った。
駅裏に「荒子公園野球場」がある誰も居ない…。おっさん何を思ったのかピッチャーマウンドに立ってみた。長年の記憶の中でピッチャーマウンドに立つのは多分小学校以来のことかもしれない。でもピッチャーマウンドに立ちブルペンや外野を望む光景は気持ちの良いものだと殊更(ことさら)感心させられた。
痛い足を騙し騙し使い飛島村の入口「飛島大橋」に到着した。
元々飛島村は人口4,800人程度なので住人は少ない。また村全体の95%が農地で他工業用地と住宅地だから閑散としている。勿論「飛島大橋(890㍍)」歩いていてもすれ違う人は誰もいない。。。
「飛島大橋」から「飛島村」を眺めると今回の目的地「名港トリトン」が見える。あと6㌔ゴールは近い!
橋を渡り工業用道路の横をひたすら歩く。当然のことながら人とすれ違うことも無くただひたすら排気ガスを吸い込みながらひたすら歩いた。
途中の看板に右2キロ先「飛島村役場」の表示が出ていた。その時おっさんの脳裏では帰路で「飛島村役場」に立ち寄ることなど1㍉も無いと考えていた。
おっさんは海に囲まれた「工場」と「大型のトラック」と「空気が悪い」だけの村に居ることに虚(むな)しさを感じた。
歩いていて村民には一切合わないそれでもひたすら歩き目的地の「名港トリトン」に到着した。
港の突先は普通車で来るもんだ!おっさんも若ければ夜景を見に彼女と「名港トリトン」に来るんだろうなぁと妄想してみた(無論そんな機会は無いとは十分自覚している)。
雨も降ってきた(泣)。
足も痛たい(泣)。
帰りはバスに乗って帰る予定…(不安)。
だが………バス停が見当たらない⁉
~後半へ続く~