1年ぶりの犬山城
昨年コロナが流行し始めたころおっさんが最初に散歩に出掛けた場所「犬山」。
あれから約1年経った。おっさん色々散歩に出掛けたが新たに行きたい場所が思い当たらないので初心に戻り犬山に行くことにした。
いま夏と違い日の出が遅いから朝7時に出発。
いつもと違う道を歩きたい。そんな気持ちから自宅近くの裏道からスタート。出発間もなく小さな鉄塔があった。
看板には何故かライオンが描かれている(笑)。なぜライオンが車を押している?と自問自答しても答えは見つからなかった。
今回の道はググった道ではなく大きな道をひたすら歩くので基本的に道に迷うはずはないと思っていが相変わらず道に迷った。本来最初の目的地「勝川駅」に辿り着く予定が何故か2駅先の「春日井駅」(遠回り)に辿り着いてしまった。
それでもおっさんはめげない!ひたすら歩く。歩いていたら春日井警察署(以前もお世話になった)に辿り着いたので犬山までの道を尋ねた(色々とすったもんだがあったが)快く道を教えてくれた。そのおかげで犬山城まで地図を見ないで歩くことができた。
歩いていると自分の経験値(感性)と違うものが目に映る(汗)。
例えば「駅」だ。歩いている途中目印となるのは「駅」だったりする「駅」のイメージは高架橋があり改札があり駅前にはロータリーがあるイメージだが「小牧口駅」などは通り過ぎてから「これが駅か?」(地下鉄ではないのに地下に駅がある)と思うほど目立たない。おっさんの経験値(感性)と異なる「駅」だった。
沿道を歩いていると「ヤンボーマーボー」の看板を目にした。これはヤマハディーゼルのキャラクター。おっさんが小学生の頃「ヤンボーマーボー天気予報」でおなじみのキャラクターだった。今更ながらだが都会(横浜)で耕運機のCMが放映されていたことを思い返すと東京横浜で耕運機のCMは不要だったんじゃないかと感じてしまう。
そうこうしていると犬山城に到着した。
犬山城の参道はインスタ映えするお洒落&かわいい系の食べ物が数多く売っていた。約1年前は数件しか開いていなかった店が今では緊急事態宣言も何のその、ほぼ全部の店が営業している。
犬山城から今回の目的地『桃太郎神社』に行くには犬山城を正面に見て向かって右側の道が最短コースだがおっさんは相変わらずのひねくれもの左側の道を下ってみた。
坂道を下った先には、長良川がある。川沿いを上流へと歩いて行くと約5㌔先に「桃太郎神社」へ到着する。
歩いている途中、気になったものがあったのでいくつか紹介してみたい。
①素掘りトンネル…トンネルを掘っただけでコンクリートで固めていない(素掘りトンネルマニアもいるらしい)。
②犬山橋(ツインブリッジ)…現在修復中/踏切を横切る途中から見る景色は圧巻。
③城山荘(じょうざんそう)跡…戦国期は「鵜沼城」があった。明治後には岩山全体が華族の別荘になり戦後、旅館兼レストランの「城山荘」になった。岩山の横に見える窓は「展望テラス」内部は岩山をくり抜いてエレベーターが配置され山頂に登れる仕様になっているらしい。当時山頂に宿泊施設もあったがその後「城山荘」は殺人や火事が相次ぎ今では廃墟となっている。Webで調べると「廃墟マニア」や「心霊スポット」として人気が高いらしく今では防御策として監視カメラが備えてあるという話だ。
~後半へ続く~